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教育

福祉社会学科


いろんな、しあわせの、かたちをつくる

すべての人々が尊重しあい、発達できる、福祉社会の担い手の育成

教育の方針

 本学科は、すべての人々が相互尊重にもとづいて生涯にわたる発達を保障される社会、すなわち福祉社会の担い手の育成を目指しています。具体的には、福祉社会学、社会学、教育学、心理学の問題意識?方法?成果を学び、社会と人間の関係についての理解を深めるとともに、地域社会?生活の課題を発見するための科学的な思考や手法を身につけます。これらの学修を通じて、人々の福祉の向上や、生涯発達に寄与するための実践的?応用的力量の形成を目指します。

カリキュラムの特徴

福祉社会を構成する4つの専門領域

人と環境に働きかける社会福祉学

 「生活のしづらさ」を社会状況と関連付けて分析し、個人と環境の双方への働きかけを通じてその解決とウェルビーイング(Well-being)を目指す方法を探求する学問です。社会正義、人権および多様性尊重等の原理を中核として、法制度が未整備の問題も含めて「生活のしづらさ」の解決に必要な知識と技術を学びます。

人間と地域と社会にまなぶ社会学

 社会のしくみや社会の変化について探求する学問分野です。身近な人間関係からまちづくり、グローバルな環境問題までさまざまなテーマを対象とします。文献研究とともに、フィールドワーク、資料?統計分析など多様な手法を用いて、現代社会の諸問題にアプローチし、その解決法を探ります。社会調査士の資格が取得できます。

生涯発達を支援する教育学

 個としての人間のあり方と、集団を形成する人間の社会関係に焦点を当て、子どもから大人にいたるさまざまな主体が、家庭や学校、社会の中でどのような影響を受けて形成され発達していくのかを学びます。学校教育にとどまらず、社会教育を含めて生涯にわたる人間の全面発達を支援するための知識と技能の獲得を目指します。

心に対する理解を深める心理学

 人の心の中での情報処理と、集団や社会の中での心理?行動、および人の心の発達を中心に、基礎系?臨床系の心理学分野を幅広く学ぶことができます。また、実験や心理統計の実習と、ゼミでの発表や研究活動を通じて、心理学の学修?研究に必要なスキルを身につけます。認定心理士の資格課程に対応しています。

4年間の学習の流れ

福祉社会学科のカリキュラムの流れ(概略図)です。

学科Webサイトはこちら↓

卒業後の主な進路?取得できる資格

国家公務員、地方公務員(行政職)、民間企業、NPO?NGO、社会企業家、大学院進学、中学?高校教員など
取得できる資格 教員免許(高校福祉)、社会調査士、認定心理士
社会福祉士の受験資格(定員40名)、精神保健福祉士の受験資格(定員8名)、社会教育士などの任用資格

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