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京都府立大学 大学院

食の文化学位プログラム


「食」の観点から社会課題の解決に取り組む

「食」は人間の生命?健康の維持に欠かすことができません。また、これを支える「農」などの産業、生産?流通から消費、循環にいたる「社会経済活動」は、人間の生涯においてあらゆる場面で関係し、地域?国内だけでなく地球規模に至るまで、一人ひとりの生活と社会の隅々に影響を及ぼしています。
食の文化学位プログラムは、人間の生活に密接にかかわる「食」を巡る多様な問題に対し、幅広い領域の学術を学際的?総合的に探究し、文理融合型の教育研究を展開することを通じ、新たな知見?技術の創出を図るとともに、食の文化の保護?継承?発展に資するため、人?食?社会の課題の解決に寄与できる専門的能力や指導力を有する人材を育成します。

*「学位プログラム」とは
大学の学部?学科、大学院の研究科と同様に、学生に学士?修士?博士等の学位を取得させるに当たり、当該学位のレベルと分野に応じて達成すべき能力を明示し、それを修得させる体系的に設計した教育プログラムのことです。
「食の文化学位プログラム」は、研究科等連係課程実施基本組織として大学院研究科に相当するもので、修士又は博士の学位を取得することができます。

求める学生像

食や食文化に対する関心?知識と創造的な研究に果敢に挑戦する意欲を持ち、将来は専門的職業人?研究者として、社会に積極的に貢献しようとする情熱のある人材を広く求めます。
また、社会人については、これまで培ってきた食?食文化に対する強い関心と幅広い知識を有するとともに、社会経験を活かしさらに高いレベルでの社会貢献を目指す人を求めます。

授業科目

〈博士前期課程〉
基盤科目(食?食文化の基礎的知識、4科目)、展開科目A群(食文化を柱とする6科目)、展開科目B群(食の過去?現在?未来を柱とする4科目)、総合演習及び専門種目ごとの研究演習
〈博士後期課程〉
専門種目ごとの特別研究及び特別研究演習

専門種目?研究内容

専門種目 教育?研究の内容
食人類学 食をめぐる人間の生活?思想?行動様式について、異文化間の交流や変動、集団の葛藤や調整などにも注意をはらいながら、主として文化的側面から研究する。
食文化史学?食芸術学 茶、能、花などの伝統芸能を通して、食の文化や芸術性について研究する。
食歴史学 各地域に展開した食文化の多様性と相互交流の歴史を明らかにし、列島の食文化の特質と多様性を歴史的に考察する。
食地域学 エリアケイパビリティ論を援用しながら、自然と共生した持続可能な地域社会をつくっていくために、地域資源をいかに活用していくべきかを研究する。
食環境政策学 食品廃棄物や食品循環資源に関わる環境政策について研究する。
食心理学 食事とストレス、ヒトの食嗜好や知覚に関わる心理メカニズムなど、日常生活の食行動を心理学の観点から研究する。
食化学 和食材の成分、京野菜の機能性、発酵食品の化学的分析など、健康な食生活に貢献する研究を行う。

卒業後の主な進路?取得できる資格

教育機関?研究機関の研究者
食品関連産業、観光業、サービス業、出版業など
官公庁、健康福祉?地域振興関係団体など
取得できる資格は、特にありません。
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